油額・仮縁
厚みのあるキャンバスやパネルに油絵具やアクリル絵具などで描かれた作品を入れる額縁です。油額は油絵用の規格サイズの木枠やパネルに張られた作品が入るように作られています。日本画はパネルに貼られた作品が多く、主にシルバー色や木地色の額縁が使われます。仮縁は枠のみでノックダウン(現場での組み立て)と呼ばれる組み立て式のものが主流です。
日本のキャンバス規格(F・M・Pサイズ)の作品に適応します。(海外製は規格が異なりますので確認が必要です)規格名称のF(人物)・P(風景)・M(海景)は人物・風景・海景を描くのにふさわしいとされているサイズです。
デッサン額・水彩額
紙などの厚みのないものに描かれた水彩画や版画を入れる額縁です。マットボードと呼ばれる厚紙を窓抜きし、額縁(フレーム)・マットボードの巾(幅)・色で作品のイメージに合わせます。
水彩額はスケッチブックのFサイズに窓抜きしたマットボードが標準でセットされている状態で販売しています。
ポスターフレーム
日本規格のOAサイズ(A3、A4、B4、B5)のポスター作品や資料、用紙や掲示物等が入る額縁です。安価で安く、薄型のものが多く学校や会社等で使用されています。
OA額(コピー用紙サイズ)
日本規格のOAサイズ(A3、A4、B4、B5…)の用紙や掲示物、作品などがピッタリ入る額縁です。
※マットボード無し
コピーサイズの用紙を飾ることが出来ます。
色紙額・短冊額
書、水彩画、日本画、水墨画などが描かれた色紙や短冊を入れる額縁です。
色紙の基本サイズは8寸×9寸(273×242mm)ですが、色紙1/4(137×121mm)サイズの額縁(寸松庵、ミニ色紙サイズともいわれます)やキャンバスサイズと同等のF4、F6、F8、F10や豆色紙(77×77mm)サイズ(ミニミニ色紙や姫色紙ともいわれます)のものもあります。短冊の並巾(364×61mm)と広巾(364×76mm)の2サイズも取り扱っています。
賞状額・叙勲額
賞状額は表彰状や感謝状を入れる額縁です。賞状の用紙のサイズにより20以上のサイズがあります。また、地域により同じ呼称でもサイズが異なるものがありますので注意してください。近年ではOA サイズ(A、Bサイズ)の賞状が増えていますので、呼称と用紙サイズを確認しOA 額のページも参照して下さい。
叙勲額は国や社会に功労された人に国が授与する賞状や勲章等を入れる額縁です。叙勲の種類によりサイズ等でご用意している定番のサイズでは対応のできないものがありますので㎜単位まで確認が必要です。
写真額・写真立
写真(印画紙)の規格サイズに合わせて作られた写真を入れる額縁です。写真額はデッサン額と同じくマットボード呼ばれる窓抜きした厚紙で写真の規格サイズに合わせています。写真立は卓上に置けるスタンドタイプでハガキ判、キャビネ判等のサイズを取り揃えています。
横長額・手ぬぐい額
横長額は横に長い作品を入れるための額縁です。デッサン額と同じ仕様で作品のサイズをマットボードと呼ばれる窓抜きした厚紙で調整することも出来ます。
手ぬぐい額は890×340 ㎜の手ぬぐいがピッタリ入る額をご用意しています。
木製額縁
一般的に額縁を作る素材として広く使用されているのが木製です。加工がしやすく、直線、カーブ、溝などさまざまなデザインがあります。また、ベーシックなデザインも多く、木製ならではの素材感を生かした温かみのある雰囲気があるというのも特徴の一つです。
樹脂製額縁
正確には合成樹脂(プラスチック)素材です。木製、アルミ製に比べて強度が劣りますが、軽いので持ち運びが容易というのが特徴です。最近はクオリティも上がっており、樹脂ならではの表現のものも多くなっています。また、合成樹脂の製造方法は品質を一定に保つ事が可能なことからシェアも広がっていくと思われる素材です。
MDF製額縁
MDFとは中密度繊維版のことで木材チップ材に接着剤を加え熱圧成型したものです。人工的に作られている為ある程度丈夫ですが、木製に比べると強度は若干劣り、樹脂製よりは丈夫です。また、安価な上にリサイクル素材を取り入れているので環境に優しいというのもポイントです。樹脂製と同じで見た目が塗装などで左右されやすいですが一定の品質を保つ事が可能な素材です。
アルミ製額縁
アルミ製は比較的頑丈な為、同じ幅の他の素材でできたフレームよりも大きい額縁を作る事が可能です。シャープでスッキリとした印象のものが多くポスター額や写真額などに多く使用されています。また、シンプルな形状なので作品をより引き立てることができます。
ガラス製
ガラスの特徴は傷が付きにくい(拭き掃除が容易)、反射がきれい、アクリルに比べ価格が安いということです。ただし重い、割れやすい(割れたときに破片が飛び散る)といったデメリットがあります。
アクリル製
アクリル最大の特徴は割れにくいといった点です。ガラスの場合は落下した場合、割れた破片でケガをしたり作品を傷つけてしまう恐れがありますがアクリルの場合はそういった心配がほぼありません。重量がガラスより軽いのも人気の点です。アクリルの欠点はガラスに比べ価格が高いというのと表面を拭く時に細かいキズが入りやすい、静電気が発生するという点です。また、ガラスに比べて柔らかいので、大きなサイズの時はたわみ(光の反射の歪み)が生じやすくなります。近年では震災リスク、安全性の面からもアクリル付きの額が増えてきています。
PET素材製
PETの特徴は軽い、価格が安いというところです。PETはガラスよりも安価です。その為価格、軽さ重視のポスター額などに使用される事が多くなっています。ただし価格に優れる分デメリットも目立ちます。薄いためにたわみが起きやすく(光の反射も波打って見えます)、熱、紫外線に弱い為特に夏場に変形しやすいといった特徴もあります。感じとしてはフィルムに近いといった方がいいかもしれません。
Fサイズ
Pサイズ
Mサイズ
デッサンサイズ
水彩
横長額
角額
変形額
画用紙フレーム
OAサイズ
色紙・和額
賞状額
叙勲額